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沖縄の植物について(パッションフルーツ)
平素よりお世話になっております。プラグ棟の森田です。
今回は私が沖縄で管理していた植物の1つクダモノトケイソウ、通称パッションフルーツについて紹介します。

花の形が時計のようにみえることからその名がつけられているのですが、なんとこの花は朝から咲き始め、昼に咲きそろい夕には萎れてしまいます。確実に実をつけてもらうため人の手で受粉するのですが、一株から数十、多いときは100を超える花を咲かせるので時間との勝負です。1つのハウス内に数百、数千の花が咲き、昼間の沖縄の灼熱の中、1つ1つ手前の時計の針のような3つのめしべすべてに受粉していきます。



果実は地面に落ちたら収穫の合図、沖縄のカラスはこれがおいしいことを知っているので、持っていかれる前に一日に何度か見回って拾い集めます。収穫した実は吊るして追熟します。赤くてつるつるのほうがおいしそうに見えますが、しわしわになったころが食べごろです。

花は初夏に咲き始め、真夏にいったん数が落ち着き、また数が増え収穫は冬まで続きます。それが終わったら実をたくさんつけた優秀な株を挿し木にします。毎年やっているので、遺伝子的にはどれを切っても同じなのですが、植物も勢いが大事なのかもしれません。


それはそうとこの時期沖縄ではサガリバナが見れる時期です。サガリバナは夕から咲き始め、夜に満開になり、朝には地面に落ちてしまいます。水辺によく生えている植物なので、朝には池に浮かぶ花も見ることができます。
昼しか咲かない花もあれば、夜にしか咲かない花もある、植物の世界は奥が深いですね。それでは。