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上野農場とトミエと白色
初めまして。上野農場のトミエです。
毎週土曜日にブログが更新されます。輪番で担当者が変わりますので過去の記事や来週以降更新される記事も合わせてお楽しみください。
4月も半ば、暖かい日が続く季節になって参りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は新たな学びと気付きの日々を送っております。というのも私は上野農場で一番の新人でして、先輩方に日々手厚い指導を頂いております。
そんな私の自己紹介、という程ではありませんが実は白い食べ物が好物です。
お米や豆腐、タラやイカ、うどんにえのきに大根はんぺん、あとヨーグルトetc…
色も味も淡泊なものが多いですが、だからこそ様々な食材・味付けと合いますし、調理次第で主役にもなり得ると思っています。
そんな「白」色ですが、一般には「純粋」「清潔」「平和」「神聖」などのイメージがあると言われているそうです。色味がない故「無」を連想され、0からのスタートを印象づけることもしばしば。一方でその「無」な部分から「空虚」「冷淡」であったり、「何者も汚してはならない」というような緊張感を感じることもあるそうです。
(参考:https://iro-color.com/episode/about-color/white.html)
実際に真っ白な世界に閉じ込められる描写でキャラクターの虚無な感情を表現した映像作品を見たこともあります。
さて、「白」色のお話をさせて頂きましたが、我々は草花苗の会社ですから勿論のこと白いお花を咲かせる植物の取扱いがございます。
上野農場でも様々な苗を育てています。今花を付けているものだとイベリスのキャンディタフトやノースポール、ラナンキュラス、四季成りイチゴetc…
また、これから花をつけるものとしてペチュニア類やダリア、ペンタス等の生産も始まっております。(ものによっては既につぼみをつけていたり)
春は芽吹きの季節ですので「冷たいイメージの白よりも彩りあるピンクや黄色の方が…」というイメージもあるかもしれません。ですがお待ちください。白色というのは様々な色と馴染み合わせやすいのも特徴です。言うなれば白ご飯のようなものです。
もし色合わせを難しいと感じる場合、色の彩度や明度を意識してみてください。
例えば春らしいパステルカラー。淡いパステルカラーのピンクやブルーには。彩度の高いはっきりとした純白ではなく、少し黄味がかった白を合わせることで柔らかい印象になると思います。
また、色味だけでなく、八重咲きやフリル、大輪小輪といった花の形や大きさ次第でも様々なイメージの花壇・寄せ植えが作れるのではないでしょうか。
(勿論主役に使用して頂くのも良いと思います!鱈鍋のタラのように)
上野農場で栽培している草花苗達の一部は八尾の店頭に随時出荷しておりますので、そちらで現物を確認して頂くことが可能です。(卸販売のみである点に注意。興味をもってくださった個人の方は申し訳ありません…!)
弊社では今回お話した白色のお花はもちろんのこと、春らしいピンク系など色ものも多種取扱いがございます。白いお花が目的の方も、色もののお花が目的の方も、(八尾農場で栽培しているものと合わせて)ぜひご一緒に他の色もご検討頂けると幸いです。
ただし、在庫僅かな商品も御座います。ラナンキュラスやノースポール等は現在の在庫で今シーズンラストとなります(本ブログが更新された時には完売しているかもしれません。売切御免)
長文になりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
少しでも面「白」いと思ってくださったのなら幸いです。(白けるなんて言わないでください……泣)トミエ