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八尾農場より 水冷服を導入してみた!
こんにちは。
八尾農場の吉田です。
今年の夏も本当に厳しい暑さが続きますね。そんな中、八尾農場一暑がりな私は、ついに新兵器「水冷服」を導入してみました!



この水冷服は、冷たい水をポンプで循環させるシステムで、外気温に左右されにくいのが特徴です。
使ってみた感想は「涼しい」というより「冷たい」という表現がぴったりだと感じています。
自宅に帰ってからの体の疲労感がまるで違うのには本当に驚きました。
日中の厳しい暑さの中での作業は体に大きな負担がかかりますが、水冷服のおかげで、以前よりも体が楽になったのを実感しています。

もちろん、良いことばかりではありません。
正直なところ、約2時間で氷の交換が必要になるのは少し手間だと感じています。保冷剤のストック場所も確保しないといけませんし、水冷チューブの結露で服が多少濡れることもあります。
ただ、濡れても空調服との併用で冷やされるので、そこはメリットにもなりえます。
また、水と保冷剤を入れるため、重さ(1kg+α)を感じる人もいるかもしれません。
バッテリーの持ちは良いのですが、空調服と併用していると氷の溶けが早く、やはり暑すぎる場所では限界を感じることも…。
過信せず、体温を上げすぎないように行動すること、そして定期的な水分補給が重要だと感じています。
ちなみに、使い始めの日は水冷服が原因なのか、お腹を壊してしまいました…。

それでも、水冷服が一番活躍してくれるのは、薬剤散布や土入れ作業など、空調服が使えない場面です。
特にカッパを着て行う薬剤散布のように、体の熱交換がうまくいかない作業では、水冷服のメリットを最大限に感じられます。強制的に体を冷やせるので、夏場の熱中症対策には非常に有効だと感じています。
作業中に「休憩しなきゃ」と思っていても、ついつい夢中になってしまうこともありますが、水冷服の氷が溶けきるタイミングが、必ず休憩を行う時間の目安にもなっていますね。

現在、水を精製水にしてみたり、市販の保冷剤を試してみたりと、さらに快適に使うための工夫を色々試しているところです。この分野はまだまだ発展途上だと感じますが、可能性にワクワクしますね(笑)
皆さんも、熱中症にはくれぐれもご注意ください!
吉田