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作業紹介
こんにちは。上野農場のスズキです。
朝晩の冷え込みがいよいよ強くなり、本格的に冬の空気を感じる季節になりました。ハウスの中も閉め切る日が増えてきましたが、寒さにあたることで苗がキュッと引き締まり、丈夫で力強い株へと育っています。

さて今回は、そんな大切に育てた苗がお客様の手元に届く前に行う「出荷作業」について少し紹介したいと思います。出荷作業とは、苗の見た目と状態を整える大切な工程です。株がよく育っていること自体はとても嬉しいのですが、花がらや枯葉がついたままだと印象が悪くなってしまいます。そこで、一つひとつ手作業で丁寧に取り除きながら、綺麗な姿に仕上げていきます。
整えていくと、同じ苗でもさらに愛らしさが増し、植物が本来持っている魅力が引き立ちます。ただ綺麗にするだけでなく、株の状態を確認したり、詰め方一つで見栄えも変わってくるので注意点も多く、毎日が学びと発見の連続です。

現在出荷が多いのはパンジーとビオラですが、金魚草やアリッサム、メルローなど状態が良い苗が多く姿を見るたびに「もっと多くの方に知っていただきたいな」と感じています。




これからも、お客様に元気で美しい苗をお届けできるよう、心を込めて作業していきます。引き続き上野農場をよろしくお願いいたします。